今の仕事に満足がいっていない、ブラック企業で体も心も疲れてしまって、早く転職をしたい。
けど、どうすれば良い転職先に出会えるか分からない。
そう思っている方いらっしゃいませんか?
終身雇用が崩壊し、転職が当たり前になっている現在。
転職先の探し方を熟知することは、より気持ちの良い再スタートへの切符になります。
しかし、転職が当たり前になったということは、転職先の探し方も続々と増えているということです。
転職の探し方を知っておき、選択肢を増やすことであなたに合う企業に出会えます。
この記事では、転職先を探すうえで必ず知っておきたいこと、どこで探せばいいのかをご紹介します。
転職先の探し方5選
まずは転職先の探し方を56つ、ご紹介します!
それぞれの特徴やメリットデメリットを紹介しているので、最後までご覧ください!
- 転職エージェント
- 転職サイト
- ハローワーク
- 求人情報誌
- 企業のホームページから直接応募する
転職エージェント
転職エージェントとは、転職活動の様々な部分をサポートし、あなたに合った企業と結び付けてくれるサービスです。
キャリアアドバイザーは最初に面談を行い、転職の方向性を確かめ、求人の紹介や企業との面接の調整をし、最終的に内定・入社までのバックアップを行います。
その他に履歴書や職務経歴書など、転職するうえで必要な書類の書き方の相談にも乗っています。
これまでのキャリアや自分の強みの整理や、面接へのアドバイスも行っているのも嬉しいポイント。
転職エージェントの良いところは、自分がどこに転職したいかを一緒に確かめ、それにあった企業を見つけて勧めてくれるところです。
企業側からしても適切な人材を紹介してくれるため、どちらにもメリットの強い採用媒体と言えるでしょう。
紹介される企業の中には、他の求人媒体には載っていない非公開の求人もあります。
こんなに素晴らしいサービスにデメリットなんてあるのかと思いますが、いくつか注意すべきポイントが4つあります。
- 応募に時間がかかる
- 転職エージェントによって得意分野が違う
- サポートの期間がきまっている場合がある
- 求人情報が基本非公開のため、気軽に閲覧できない
転職エージェントは基本的にキャリアアドバイザーの進行の元転職活動が行われるので、自分のペースで企業を探すことができません。
しっかりとキャリアアドバイザーと相談をしながら転職活動を行えば、効率よく進められます。
自分に合う企業を探すのが難しい、面接が苦手と感じる方は利用してみましょう。
転職サイト
転職サイトとは企業がインターネットなどに求人を掲載しているサービスです。
多くの企業が利用しているため数が多く、求職者自身が条件を決め検索し、企業に直接応募します。
転職サイトのメリット
- 求人情報を多く手に入れられる
- 自分のペースで転職活動ができる
- 直接採用担当者とやり取りができる
- 無料で利用できる
基本的に自分自身で進めていく必要があるので、このあとに紹介している転職がうまくいくための方法を確認して転職活動にチャレンジしましょう!
転職サイトのデメリットは以下の2つです。
- 非公開求人に応募できない
- 自分で試行錯誤して転職活動をしなければいけない
とにかく自分のペースで行いたいという方は転職サイトを検討してみましょう。
ハローワーク
厚生労働省が離職している人に向けて、仕事を探すサポートをする雇用サービス期間がハローワークです。
全国各地にハローワークが設置されており、日本の雇用を支えています。
ハローワークで転職先を探すメリット
- 窓口で相談ができる
- 自己分析をサポートしてくれる
- 応募書類の作成をサポートしてくれる
- 面接の対策をサポートしてくれる
ハローワークで転職先を探すデメリット
- 求人の数が少ない
- 休日は開いていないため、行きにくい
- 職場がわかりにくい
- 求人の調査がされていないので、ブラック企業がある
基本的に全国的な求人というよりかは、地元向けの求人が多いため、地域で求人の数に差がでてしまうこともあります。
求人情報誌
求人情報誌とは、インターネットが流行っている今の時代には珍しい紙媒体の求人媒体です。
求人アスコムやタウンワーク、Job aidemなどの求人誌があります。
求人情報誌で就職先を探すメリット
- 地元の企業が載っている
- 画像が載っているため、業務内容が分かりやすい
求人情報誌で就職先を探すデメリット
- 掲載後、修正ができないため間違った情報のリスクがある
- 載せられる量が決まっているので、細部まで確認ができない
載せられている情報は分かりやすいですが、限られた量しか掲載できないため、面接時にしっかりと聞き取りをする必要があります。
企業のホームページから直接応募する
とにかくこの企業に就職したい!と決まっている方は是非、企業のHPから直接応募してみましょう。
企業からすれば、しっかりとHPを見てくれている応募者と、求人媒体からの応募者ではかなり差が感じられます。
企業のホームページから直接応募するメリット
- HPを見て応募しているため、企業から好印象
- 求人媒体に掲載がない企業に応募できる
- 求人倍率が低い
企業のホームページから直接応募するデメリット
- 条件を自分で交渉する必要がある
- 落ちた時に問題点を見つけにくい
HPにしか求人が載っていない企業は、大手企業や公的企業が多いので、そういった会社に勤めたい方はHPを探してみましょう。
自分にあった転職先の探し方
転職先の探し方についてご紹介しましたが、一体自分にはどういった探し方が合っているのか分からないという人も多いはず。
転職活動を行う前に必ずしておくべきことを解説します
現状の不満をまとめる
転職活動を行う理由に必ず、現状への不満があると思います。
不満をなんとなくで放置してしまわず、言語化して説明できるようにしておきましょう。
転職したいと思った主な理由として、「人間関係」「勤務形態」「待遇」の不満などが挙げられます。
残業が多すぎる、夜勤と日勤で生活習慣が乱れる、給与が少ないなど、より明確にしておく必要があります。
そのままの状態で転職活動を始めてしまうと、結局どんな企業に就職すれば自分が満足するのかわからなくなってしまいます。
自分のキャリアプランを明確にする形成してみる
自分の理想とするキャリアプランを明確にしてみましょう。
転職しようと思った時、今のままでは望んだ将来に辿り着けないと思い行動したはず。
次の企業ではあなたが描いているキャリアプランが実現できる企業に就職したいですよね。
将来〇〇円稼げるようになりたい、時間に捕らわれない自由な働き方がしたいなど、自分がこれからどんな人間になりたいかを考えてみましょう。
想像してみると、自分に必要なスキルや経験が手に入る企業が見つかります。
明確化するコツは一度紙に書いて可視化することです。
仕事に求める条件を決めておく
転職活動を始める前に、仕事に求める条件を決めておきましょう。
給料や勤務形態、福利厚生など、条件は様々あります。
求める条件はいくつかあると思いますが、優先順位を決めておくと良いです。
もちろん、全て希望の条件に当てはまる企業があるのが理想ですが、まずありえません。
妥協できる部分を決めておくことで、迷う時間を削減できます。
自分のことを知っておく
実は自分を知っておくことが、転職活動をより良く進められます。
自分が働きたいところで働くということと、自分に合っている仕事というのは似ているようで違います。
好きなことを仕事にできるのはごく一部で、自分に向いている職業に就くのが長続きの秘訣です。
自己分析のやり方は様々ありますが、転職サイトのツールや転職エージェントと一緒にするのがおすすめです。
転職先を探すうえでブラック企業に勤めないようにするには?
今働いている企業がブラック企業だから転職したい、という方も少なくはないはず。
転職したのにブラック企業だった、なんてことがあってはさすがにショックですよね。
では、ブラック企業に勤めないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?
見極めるための方法を5つ紹介します!
求人情報を隅々までチェックする
転職するときに求人情報をみるとは思いますが、隅々までチェックしていますか?
なんとなくで求人情報をみていると、後々知らなかったでは済まないことになってしまいます。
よくあるのが「週休2日」と「完全週休2日」の違いです。
月に1度でも週休2日あるのが「週休2日」、毎週2日休みがあるのが完全週休2日です。
また、待遇や勤務形態なども「クライアント先に準ずる」などの記載がある場合は、書かれている内容と異なる場合もあります。
今後長く働く場所を見つけるために、疑問に思った所は必ず質問し、解消しておきましょう。
面接で疑問点や不安をしっかり解消する
面接とは企業が応募者を見極める場でもありますが、裏を返せば応募者が企業を見極める場でもあります。
その場で企業に対し、疑問や不安があるのであれば積極的に質問し解消しておきましょう。
例えば、「ご縁があった際は、入社までに準備しておくことはありますか」や「御社に入社した後に必要になってくるスキルはなんですか」など、入社後のビジョンを質問することによって、入社したい意志を強く伝えれます。
積極的な姿を見せれば、企業からも好印象がもらえますよ。。
面接だけでなく会社を見学する
可能であれば面接だけでなく会社見学などもすると良いです。
面接官も嘘を言って人員を確保しようとは思っていないですが、実際に働いている場所をみることは何よりも確かな情報です。
できれば面接前に会社見学に行きましょう。
面接官が言っている内容と違いがないかチェックをしてみたり、出てこなかった内容を質問してみたりするのも良いでしょう。
会社の情報を隅々までチェックする
求人の情報をチェックし、面接で疑問点も解消したところで、次に行うのは会社への客観的な情報収集です。
企業側からは嘘をつくことはないと思いますが、面接官からの情報だけでなく外部からの情報を得ましょう。
インターネットに書いてあることは誰が書いているのか分からないので、鵜呑みにしてしまうのは危険です。
地元の企業であれば、近くに住んでいる人に評判を聞いてみるのも良いかもしれません。
様々な情報を照らし合わせて、判断材料の1つとして持っておきましょう。
働いている人に直接話を聞く
このうえなく確かな情報は、働いている人の声です。
ここで注意してほしいのが、できれば複数人から話を聞いてみてほしいということ。
一人からきいても、偏った意見しか出てこない可能性があります。
会社で上手くいっている人ばかりに会社のことを聞いても良いことしか聞き出せません。
裏を返せば、上手くいっていない人ばかりに会社のことをきいても悪いことしか聞き出せないでしょう。
聞くときには職場の雰囲気や人間関係など、聞く内容を準備しておくとスムーズに進みますよ。
転職先を探す時に確認すべき4つのポイント
最後に転職先を探す時に必ず確認しておいて欲しい4つのポイントを紹介します。
ここさえ確認しておけば転職したあと後悔はしません。
自分のライフスタイルに合った働き方ができるか
働く上で大事なのは自分のライフスタイルに合った働き方ができているかです。
勤務形態が自分に合っていない、通勤時間がながすぎる、と不満を抱えてしまっては、仕事に集中できません。
夜勤でなく日勤がいい、決まった時間じゃなく働きたいときに働けるなど、
自分のライフスタイルに合った働き方ができる企業に勤めることが、自分が幸せに生きるための条件です。
経営方針や会社の制度に共感できるか
会社は基本的に経営方針や理念、制度に沿って運営します。
なのでそこに共感できなければ、そもそもその会社で働くのに向いていないということ。
例えば、お客様に良いサービスを提供したいと思っているのに、会社の売上が何より第一という方針であれば気持ちよく働けませんよね。
自分なりにこの会社の方針であれば安心できる、共感して一緒に頑張れると思える会社を選びましょう。
給与形態や福利厚生が明記されているか
当たり前ではありますが、応募する際に給与形態や福利厚生が書いてあるか確認しましょう。
給与はあなたの生活を支えるためのもので、福利厚生はあなたがその会社で働いている間に健康でいてもらうための制度です。
今後結婚をして、育児をする予定があるのなら、産休制度や育休制度があると嬉しいですよね。
将来的にこれくらいの給料が欲しいと考えているなら、給与形態に書いている昇給制度にも必ず目を通しておきましょう。
そういった所が明記されている会社は、社員を大事にしている会社だといえます。
年間休日は何日か
人によりますが、休みがどれくらいあるのかは確認しておくべきです。
ホワイト企業であれば120日以上の年間休日があると良いと言われています。
給与と年間休日のバランスを見ると良いかもしれません。
地域によって異なりますが、大阪であれば、120日以上と記載があり、1年目で24万円の給与がある場合は平均的です。
休日も105日しかなく、給与も24万円程ということであればインセンティブなどの制度がある会社が多いです。
成果を出せば出すほど給与に上乗せされるような会社で働きたいという方は後者がおすすめですね。
健康な状態で働き続けられるように、自分がどういった働き方をしたいのかによって休日の部分は確認しておくべきでしょう。
コメント